-GAUSS 24 がリリースされました-

GAUSS 24 では、新しいパネルデータ管理ツール等の新しいツールの追加と、更なるパフォーマンスおよびデータ処理スピードの向上が施されました。

【GAUSS 24 の主な新機能】

●新しいパネルデータ管理ツール
GAUSS 24では、パネルデータの操作がこれまでより簡単になりました。
GAUSS から離れることなくパネルデータを簡単にロード、クリーンアップ、探索ができるため、これまでにないスムーズさを体験できます。

・新しいdfLonger関数とdfwider関数を使用して、長く広い形式のデータ間で簡単かつ直感的にピボットできます。
・キーワード機能による拡張を使用して、グループレベルの記述統計を調査し、グループレベルの線形モデルを推定します。

●実現可能なGLS推定
・実現可能なGLS係数と関連する標準誤差、t統計量、p値、信頼区間を計算します。
・R二乗統計、F統計、ダービンワトソン統計などのモデル評価統計を提供します。
・7つの組み込み共分散推定法から選択するか、独自の共分散行列を提供します。

●拡張された集計機能
双方向集計用の新しいツールは、カテゴリ変数を理解し、そこから洞察を引き出すための構造化された体系的なアプローチを提供します。
・カテゴリを除外したりレポートをフォーマットしたりするための高度なオプションを備えた、双方向テーブルを計算するための新しい手順表。
・周波数関数の機能拡張：
　　・新しいツーウェイテーブル
　　・分類された頻度レポートとグラフ

●新しい時刻と日付の抽出ツール
・データフレームの日付から日付と時刻のコンポーネントを抽出するための12の新しいプロシージャ。
・秒から年までの日付と時刻の要素を抽出します。

●データ管理と探索のための新しい便利な機能
・dropCategories - データフレームから特定のカテゴリの観測値を削除し、関連するラベルとキー値を更新します。
・getCategories - カテゴリ分けした変数のカテゴリラベルを返します。
・isString - 入力が文字列か文字配列かを検証します。
・startsWith - 指定した文字列で始まる要素の場所を示します。
・insertCols - 行列またはデータフレームの指定された位置に 1 つ以上の新しい列を挿入します。

●パフォーマンスの向上とスピードアップ
・strindxの機能拡張により、複数の変数にわたるユニークな部分文字列の検索が可能になります。
・upmat関数には、主対角線からのオフセットを指定するオプション、上三角要素のみをベクトルとして返すオプションが追加され、中規模および大規模な行列に対して高速化されました。
・nの値を大きくして組み合わせを使用した場合の速度が大幅に向上しました。
・packrの速度向上により、大きなベクトルから欠損値をより効率的に削除します。

GAUSS 24 の詳細は
こちら をご参照ください。